持続可能な環境|大気汚染防止

大気汚染防止

私たちは、革新的な技術への投資や、再生可能エネルギーとカーボンニュートラルの実現に向けた取組を通じて、事業活動に伴う環境負荷の低減を積極的に推進しています。資源の有効活用や廃棄物の管理を徹底し、国際的な環境規制や気候変動のリスクにも柔軟に対応できる体制を構築しています。

SDGS
SDG 7  エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
SDG 9 産業と技術革新の基盤を作ろう
SDG 12  つくる責任、つかう責任
SDG 13 気候変動に具体的な対策を

15818000

kWh

累計省エネ量(2010年~2023年)

37

%

2020年に対するGHG削減率(2023年)

880000

kWh

再生可能エネルギーの設置による年間発電量

大気汚染防止

当社は、政府の環境関連法規を厳格に遵守するとともに、国際基準を参照しながら、生産工程において発生する大気汚染物質の継続的な削減に取り組んでいます。これらの汚染物質には、揮発性有機化合物(VOCs)、窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)、アンモニア(NH₃)、塩素(Cl₂)、塩酸(HCl)、硝酸(HNO₃)、リン酸(H₃PO₄)などが含まれます。

当社は、排出源での管理を重視し、排気ガスの濃度および排出量を低減するために工程改善を行うとともに、排気ガスの特性に応じた適切な処理を実施しています。大気汚染防止設備は年間を通じて24時間体制で稼働しており、常時モニタリングを行うことで正常な運転を確保しています。

さらに、毎年認定検査機関に委託して測定を実施し、その結果を所管官庁へ報告しています。過去の測定結果は、いずれも法規制基準を大きく上回る良好な数値を維持しています。

大気汚染防止策

当社は、大気汚染物質の排出を効果的に削減するため、排気ガスの特性に応じて複数の処理技術を採用し、環境基準の遵守を確保しています。

一般排ガス

機器の放熱排ガスは、大気汚染物質を含まない

酸、塩基排ガス

排ガススクラバーで水洗浄処理

有機排ガス

ゼオライトローターで吸着し、濃縮された排ガスを加温脱離して焼却し排出

沸点の高い有機排ガス

凝縮処理後、活性炭で吸着

ヌヴォトン台湾 2022年-2024年 排出量

ヌヴォトン日本 2022年-2024年 排出量

1  ヌヴォトン台湾の調査対象範囲は燕巣工場であり、ヌヴォトン日本では2024年にVOCおよびPMの値が検出されませんでした

2  ここに記載されているデータは再編成されており、前年の報告書との比較に関する調整内容は、 Appendix 3を参照ください。