持続可能な環境|水資源マネジメント
私たちは、革新的な技術への投資や、再生可能エネルギーとカーボンニュートラルの実現に向けた取組を通じて、事業活動に伴う環境負荷の低減を積極的に推進しています。資源の有効活用や廃棄物の管理を徹底し、国際的な環境規制や気候変動のリスクにも柔軟に対応できる体制を構築しています。
15818000
kWh
累計省エネ量(2010年~2023年)
37
%
2020年に対するGHG削減率(2023年)
880000
kWh
再生可能エネルギーの設置による年間発電量
水資源マネジメント
私たちは、「発生抑制」「プロセス水の再利用」「安定的な水供給の確保」「法令を遵守した排水」を水資源管理の基本方針としています。
年間管理目標の設定、省水プロジェクトの推進、水収支評価および水質モニタリング体制を通じて、水資源管理を日常の事業活動および生産管理プロセスに組み込んでいます。
また、各拠点における取水量、水消費量、排水量および再生水利用量の実績を定期的に確認しています。目標未達項目については原因分析を実施し、改善策を策定・実行することで、水利用効率の継続的な向上と事業活動が地域の水資源に与える影響の低減に取り組んでいます。
節水施策と実績
%
ヌヴォトン台湾は、2025年にさまざまな節水施策を実施し、年間730万リットルの節水を達成しました。これは前年の取水量の1.7%に相当します。
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ヌヴォトン日本では、拠点間における生産配分の見直しを通じて、2025年の取水量を前年比12.6%削減し、4億4,300万リットルの節水を実現しました。
これらの取り組みの結果、2025年の総取水量は前年比11.0%減、2022年比では33.5%減となりました。
また、総排水量は前年比14.5%減、2022年比では37.4%減となり、節水管理の推進、プロセス最適化および水の再利用への継続的な取り組みが成果に繋がっています。
水源および水の再利用
2025年において、ヌヴォトン台湾の取水量の約99.5%は上水道を水源としており、残りの約0.5%は雨水の再利用および空調設備から発生する凝縮水を補助水源として活用しています。
また、新竹サイエンスパーク管理局へ提出した水収支評価に基づく台湾生産拠点の水再利用率は66.7%でした。
ヌヴォトン日本では、取水量の97.9%を地下水、2.1%を上水道から取得しており、水利用効率の向上と水使用量の削減に向けた管理施策を継続的に推進しています。
水資源の利用状況1, 2
総取水量(2022年~2025年)
1 ヌヴォトン台湾の取水源は上水道および表流水(回収雨水を含む)であり、いずれも淡水(総溶解固形物濃度:1,000mg/L以下)に分類されます。地下水、海水、随伴水および第三者から供給される水の取水は行っていません。
ヌヴォトン日本の取水源は地下水および上水道であり、いずれも淡水(総溶解固形物濃度:1,000mg/L以下)に分類されます。また、表流水、海水、随伴水および第三者から供給される水の取水は行っていません。
総取水量は、上水道、表流水、地下水、海水、随伴水および第三者から供給される水の取水量の合計として算定しています。
2 ヌヴォトン台湾では、すべての排水を第三者の排水処理施設へ送水しており、表流水、地下水および海水への排出は行っていません。
ヌヴォトン日本では、排水を表流水および第三者の排水処理施設へ排出しており、地下水および海水への排出は行っていません。
総排水量は、表流水、地下水、海水および第三者の排水処理施設への排出量の合計として算定しています。
また、排水はいずれも、淡水(総溶解固形物濃度:1,000mg/L以下)に分類されます。
水リスク管理
私たちは、水関連リスクの評価にあたり、世界資源研究所(WRI)のAqueduct Water Risk Atlasを活用しています。
評価の結果、台湾および日本の主要生産拠点はいずれも高水ストレス地域または極度の高水ストレス地域には所在しておらず、事業活動において海水も使用していません。これらの結果から、私たちが地域の水資源に与えるリスクは比較的低いと評価しています。
上流側の水供給管理
ヌヴォトン台湾では、毎月ダムの貯水状況を確認しています。有効貯水量が警戒水準を下回った場合には、代替水源の評価および配分計画を開始します。
ヌヴォトン日本では、安定した水供給を確保するため、地下水位の定期的なモニタリングを実施しています。
下流側の排水管理
ヌヴォトン台湾では、排水水質を継続的に監視するとともに、所管官庁による検査に協力し、法規制への適合を確保しています。
ヌヴォトン日本では、関連法令および許認可要件に基づき排水処理および水質モニタリングを実施し、環境負荷の低減に取り組んでいます。
水質管理および排水
私たちは、排水処理および水質管理を重要な課題と位置付けており、すべての事業拠点において、排水が各地域の法規制、管理基準および許認可要件に適合することを徹底しています。2025年に排水漏えい事故は発生しませんでした。
排水は主にプロセス排水および生活排水で構成されており、それぞれの特性に応じて回収、監視および処理を行っています。
プロセス排水
プロセス排水は、洗浄、薄膜形成、エッチング、フォトリソグラフィ現像、拡散、研削などの製造工程から発生します。
排水の性状に応じて、中和、凝集沈殿、ろ過などの適切な処理を実施しています。排水または下水受入基準への適合を確認した後、認可を受けた排水処理施設または放流先へ排出しています。
生活排水
生活排水は主に従業員の日常的な水使用により発生します。
各拠点の下水道設備または排水回収システムを通じて回収し、各地域の法規制および許認可要件に基づき、認可を受けた排水処理施設へ送水しています。
私たちは定期的に排水水質のモニタリングおよびサンプリング分析を実施しています。測定項目には、浮遊物質(SS)、化学的酸素要求量(COD)、フッ化物、アンモニア性窒素、硝酸性窒素などの主要指標が含まれます。
また、所管官庁、サイエンスパーク管理機関および第三者試験機関による監査・検査にも協力しています。
台湾および日本の製造拠点における排水水質測定結果は、すべて適用される法規制および排水基準に適合しており、汚染物質濃度は規制値を下回っています。これにより、排水処理システムが安定的かつ適切に運用されていることを確認しています。
詳細データについては、付録2「環境データ」をご参照ください。