サプライチェーン|サプライヤ管理
私たちは、サプライヤー評価および監査項目にESGの視点を取り入れ、持続可能なサプライチェーンの実現に向けたビジョンを共有・推進するために、サプライヤーとの連携を強化しています。企業としての影響力を活かしながら、共に価値を高める取り組みを進めています。
57
%
The proportion of main suppliers that completed the RBA VAP in 2025 is
100
%
Annual response rate for supplier conflict minerals survey
43.7
%
The proportion of local procurement in Nuvoton Taiwan's total procurement reached 30.3%, while that of Nuvoton Japan reached 43.7%
サプライヤ管理
当社は、サステナビリティ委員会の下にサステナブル・サプライチェーンTFを設置し、サステナブルなサプライヤ管理に関する方針の策定および推進を行っています。サプライヤとの協働を通じて企業の持続可能な成長を推進し、持続可能なサプライチェーンの構築を目指しています。
ヌヴォトン台湾では、重要原材料に対するリスク管理体制の構築を重点施策とするとともに、主要サプライヤによるRBA(Responsible Business Alliance)Validated Assessment Program(VAP)の受審率およびサステナビリティレポートの発行率向上に向けた短期・中期・長期目標を設定しています。
ヌヴォトン日本では、OSAT(半導体後工程受託サービス事業者)やファウンドリを含むすべてのサプライヤに対してリスクレベルに応じた評価基準を設定しています。また、各種調査を通じてサプライチェーンにおけるサステナビリティリスクの把握・管理を行うとともに、調達担当者に対して日本の調達関連法規に関する教育を実施しています。
また、サプライチェーン全体における人権の尊重を重視しており、サプライヤに対して事業を展開する各国・地域の法令遵守を求めるとともに、RBA行動規範をはじめとする国際的な業界行動規範およびその改定内容への準拠を求めています。
承認サプライヤリスト(AVL)に登録されているサプライヤは、「行動規範遵守誓約書」および「秘密保持契約書」への署名が義務付けられており、過去3年間は引続き全てのサプライヤが署名をしています。2025年には、児童労働、強制労働、結社の自由や団体交渉権の侵害に関する人権紛争は、サプライヤにおいて報告されませんでした。
重要原材料のリスク管理
また、ウェーハ、化学薬品、ガス、ターゲット材、石英部材などの重要原材料について、3つの主要な管理戦略を基盤としたリスク管理体制を構築しています。2025年において、重要原材料の供給不足は発生しませんでした。
サプライヤ選定と評価
当社は、新規サプライヤの選定において、RBA基準を参考にした選定メカニズムを採用しており、有害物質の使用状況、品質、価格、環境への配慮など、複数の要素を総合的に考慮しています。当社の要件を満たすサプライヤには、「行動規範遵守誓約書」「機密保持契約書」「紛争鉱物不使用宣言書」などへの署名を求めています。
さらに、サプライヤが当社の利益や評判を損なうことなく、すべての取引を誠実に遂行することを条件として、認定サプライヤとしての資格を付与しています。また、環境マネジメントシステムに関する国際認証(ISO 14001など)の取得をサプライヤーに奨励しており、速やかな取得が困難な場合には、認証取得のスケジュール提出を求めています。
| サプライヤの選定メカニズム | |
|---|---|
環境マネジメントシステム認証 |
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行動規範 |
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紛争鉱物管理 |
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サプライヤ評価
2025 年、当社は主要サプライヤおよび原材料サプライヤを対象にサステナビリティリスクアセスメントを実施しま
した。評価対象となった99 社はすべて評価を通過しました。また、評価対象となったサプライヤにおいて、環境ま
たは社会に重大な実際または潜在的な負の影響を及ぼす事象は確認されず、重大な不備を理由に取引を終了したサプ
ライヤもありませんでした。
ヌヴォトン台湾では、主要サプライヤに対して毎年RBA VAP 監査を実施しています。監査内容には、サプライヤの
ESG リスクアセスメント項目(環境、社会、ガバナンスの各側面に関する評価項目)が含まれます。監査の過程で不
備が確認された場合は、サプライヤに対して適切な改善計画の提出を求め、具体的な対応方法、改善期限および改善
項目を明確にしたうえで、必要に応じて指導・支援を行い、継続的にフォローアップしています。
2025 年は、取引額がAVL サプライヤの上位90%を占める14 社を監査し、このうち8 社がRBA VAP 監査を通過しま
した。通過社数は2024 年比で1 社増加しました。また、OSAT についても毎年監査を実施しており、2025 年は10
社を監査しました。重大な不備は確認されず、全社が監査を通過しました。ヌヴォトン日本では、既存サプライヤに
対して、サステナビリティ活動状況調査およびスコープ3 排出量調査を毎年実施し、調査結果を確認したうえで、必
要に応じて改善を要請しています。
