ステークホルダ|ステークホルダーとのコミュニケーション

ステークホルダーとのコミュニケーション

ヌヴォトンはステークホルダー エンゲージメント スタンダード(AA1000 Stakeholder Engagement Standard、略称:AA1000 SES)の五大評価原則(責任度、影響性、緊張度、多様性、依存度)を参考にして、従業員、顧客、サプライヤ/請負業者、政府機関/公的団体・組織、株主/投資家、地域コミュニティ、非営利組織およびメディアといった7種類の主なステークホルダーの棚卸しを行っています。当社では投資家との関係の担当部門が設置され、投資家から随時にくる電話やメールに回答するとともに、公開された様々なコミュニケーションチャネルを確立して、ステークホルダーに注目されている経営、環境および人(人権を含む)に関する課題や具体的な意見を確実に把握し、ステークホルダーの提案にリアルタイムで対応してきました。各ステークホルダーとのコミュニケーションや関係部門との協議を行った後、課題の重要性について各担当部門がフォローした上で、定期的に董事会へ報告します。

当社では各ステークホルダーからの通報を受け付ける仕組みが整備されており、関連通報事案を各担当部門が収集して管理するとともに、対応・管理部門がフォローし、重大な事案については、各機能委員会で検討します。サスティナビリティに関する重要課題については、サスティナビリティ委員会がESG実績指標の実践結果と当年度のサスティナビリティに関する重要テーマをまとめて董事会の議事次第に組み入れ、董事会とのコミュニケーションやフィードバックを図っています。サスティナビリティ委員会は、ESG実績指標の実践結果と当年度のサスティナビリティに関する重要テーマを董事会で報告します。

ステークホルダーの類別ヌヴォトンにとっての意義注目されている課題コミュニケーションのチャネルと頻度2023年のコミュニケーションに関する実績と課題への対応
 
従業員
従業員はヌヴォトンにとって重要な資産であり、当社の競争力を支える鍵である。
  • 人材の重視と育成
  • 労使会議(四半期ごと)
  • 責任者四半期会議(四半期ごと)
  • 責任者経営ナレッジ共有会(四半期ごと)
  • 従業員福利厚生委員会(四半期ごと)
  • 従業員意見箱(不随時)
  • 通報メールボックス/ホットライン(随時)
  • イントラネットサイト(随時)
  • 各組織の会議(随時)
  • 研修課程(随時)
  • 労使会議 4回
  • 責任者四半期会議 4回
  • 責任者経営ナレッジ共有会 4回
  • Town Hall Meeting 4回
  • 内部コミュニケーションチャネルで処理 7件
  • 従業員向けウェブサイトのトップページでの当社理念に関する記事(52編
  • 内部ウェブサイトTO ALLでの公告
 
顧客
顧客とは当社の主な営業収益源であるため、ヌヴォトンは最良の製品とサービスを提供すべく努力している。
  • 情報セキュリティとプライバシー保護
  • 気候変動
  • 顧客満足度調査(毎年)
  • 顧客アンケートまたは現場監査(随時)
  • 当社ウェブサイトの会員コーナー(随時)
  • 技術検討会(随時)
  • 電話、Email(随時)
  • 付加価値の高い新製品の顧客トレーニングセミナーをオンラインとリアルで計42回実施。潜在顧客とコミュニケーションを取り、市場の趨勢・動向や製品・技術サポート情報について検討し、いずれも顧客から好評を博した。
  • 当社のウェブサイト、電子メール、チャットウィンドウ、技術的なSNS、電話、日常的な訪問といった窓口やコミュニケーションチャネルの円滑性を確保するとともに、D365カスタマーサービスシステムを活用し、技術サポートナレッジベースと回答のリアルタイム性を最適化する。
  • オンラインのデジタルファイル、音声・画像、技術サポートリソースなどを随時更新し、迅速に製品を開発できるよう顧客に協力する。
 
サプライヤ/請負業者
サプライヤは、当社の運営や生産に必要な原料を供給するため、ヌヴォトンはサプライヤとの共同成長を追求すべく努力している。
  • 気候変動
  • サプライヤのESG & RBAに関する自己評価(每年)
  • 主要サプライヤの年次評価が完了した。
  • サプライヤの100%がRBA行動規範の宣言書に署名した。
  • サプライヤの100%が「紛争鉱物不使用宣言書」に署名した。
  • サプライヤの100%が「有害物質不使用宣言書」に署名した。
  • 主要サプライヤの86%がESG報告書を公表した。
  • 主要サプライヤが温室効果ガス排出の精査(ISO 14064)を実施した。
  • サプライヤによる温室効果ガス排出のベースラインと削減目標を収集した。
 
政府機関/公的組織・団体
ヌヴォトンは現地政府の法的要件を遵守しながら、関連政策へ積極的に協力し、いかなる形式の不正行為も根絶する。
  • コーポレート・ガバナンスと誠実な経営
  • 気候変動
  • 公文書(随時)
  • 法規説明会(随時)
  • 園区同業組合を通じた主管機関とのコミュニケーション(随時)
  • 環境保護・安全主管機関の会議に出席 計12回1
  • 科学園区組合の会議で取り交わした公文書 18回
  • 太陽光発電に関し発行した文書 9回
 
株主/投資家
ヌヴォトンに投資しているか、その意向がある法人投資家や個人投資家など。
  • コーポレート・ガバナンスと誠実な経営
  • 株主総会(每年)
  • 財務年次報告書(每年)
  • 当社ウェブサイト(随時)
  • 株式市場観測ステーション(定期/随時)
  • 2023年には四半期ごとに計4回の法人投資家向け説明会をオンラインで行い、延べ500名以上が参加した。
  • 定時株主総会 1回
  • 年次報告書を開示 1回
  • 連結財務報告書を開示 4回
  • 営業収益を毎月公告 12回
  • 当社の重要な情報を不定期に開示
  • 当社の運営に関する情報を法律に基づき定期開示
 
地域コミュニティと非営利組織
ヌヴォトンは社会との共存共栄を追求しており、地域コミュニティの課題を重視し、より良い社会を構築していく。
  • 地域のケアと公益活動
  • 当社のウェブサイト(随時)
  • 電子メールボックス(随時)
  • FBファンクラブ/IG(随時)
  • 地域コミュニティでの訪問調査 2回
  • 献血活動2回で計112バッグを献血
  • 名人講座 1回
  • 閲読閲愛古本寄贈活動 1回
  • 学校座談会 5回
 
メディア
メディアは、ヌヴォトンとステークホルダーを結ぶ懸け橋であり、ヌヴォトンが迅速に新しい情報をメディアへ提供すれば、サスティナビリティのプラス面に関する情報をステークホルダーへ開示するための助けとなる。
  • ガバナンスと信義誠実の経営
  • 人材の重視と育成
  • イノベーティブな研究開発の管理
  • 経営戦略と経営実績
  • 法人投資家向け説明会 (四半期ごと)
  • 業務に関する重要な情報をプレスリリース(随時)
  • 展示会・受賞に関するプレスリリースを公開(随時)
  • 法人投資家向け説明会を開催 4回
  • プレスリリースの発行 30回
  • 重要なメッセージ19件