持続可能な環境|GHGマネジメント

GHGマネジメント

ヌヴォトンは、企業活動が環境に及ぼす影響を積極的に減らし、革新的な技術への投資を行い、再生可能エネルギーとネットゼロを推進しています。資源効率を向上させ、廃棄物管理を徹底し、国際的な環境規制や気候変動のリスクに対応しています。事前に財務的な影響評価、管理計画を行い、環境戦略を策定し、レジリエンスを担保します。

SDGS
SDG 7
SDG 13

15818000

kWh

累計省エネ量(2010年~2023年)

37

%

2020年に対するGHG削減率(2023年)

880000

kWh

再生可能エネルギーの設置による年間発電量

GHGマネジメント

ヌヴォトンは、ISO 14064-1 および行政院環境保護局発行の「温室効果ガス排出量検査登録業務ガイドライン」を参考に、温室効果ガス排出量の算定・検証の仕組みを確立しています。2009年から、毎年定期的に工場のスコープ1およびスコープ2の温室効果ガス排出量を監査しています。温室効果ガスの監査データは、ISO 14064-1基準に基づく第三者検証機関によって検証され、検証声明書を取得しています。これにより、監査データと報告の信頼性と品質を維持しています。
ヌヴォトン は、スコープ 1 の温室効果ガス排出量を、2020 年と比較して 2025 年に 73%、2030 年に 77% 削減することを約束しています。
 2023 年のスコープ 1 および スコープ2 の温室効果ガス総排出量は、 138,144 t-CO₂e であり、前年と比較して 34,756 t-CO₂e(20%) 減少していることが第三者検証機関により検証されています。このうち、直接排出源(カテゴリー 1)の総排出量は 39,794 t-CO₂e、間接排出源(カテゴリー 2)の総排出量は 98,350 t-CO₂e です。

NTCでは、製造工程での温室効果ガスの排出がカテゴリー1の90%以上を占めるため、製造工程での温室効果ガス排出量の削減を進めています。 主な削減策は、製造工程の最適化による代替ガスの利用を行い、現在はフッ素含有ガス削減装置の導入と、処理効率の向上により削減量を増やしています。

NTC温室効果ガス削減プロジェクト

項目2023年 目標2023年成果将来目標
製造工程でのフッ素含有ガス削減装置の導入2023年に製造工程のフッ素含有ガス削減装置は3台導入しました。今後も毎年台数を増加し、削減量を拡大フッ素含有ガスの排出を基準年である2020年に対して46%削減2024年に更に2台を導入し、基準年である2020年に対して60%削減する見込み

2023年より、NTCJもNTCと同様にISO 14064-1基準を適用し、第三者検証機関の検討を得て、検証声明を取得し、データとレポートの信頼性と品質を保証します。2023年から2024年2月にかけて、NTCJはサプライヤに対してCO2排出量の調査を行い、2024年のISO 14064-1認証取得の準備を進めています。

 

NTCJ温室効果ガス削減プロジェクト

項目2023年 目標2023年 削減成果将来目標
冷水機を吸収式からターボ式に更新。設備や照明を省エネ設計に改修
  • 魚津C棟生産停止
  • 長岡京のコジェネ装置出力減少
  • 新井拠点の冷水器を吸収式からタービン式に更新
  • LED照明や節エネ設備に切替
  • スコープ1排出量を基準年である2020年に対して27%削減 
  • スコープ2排出量を基準年である2020年に対して14%減
温室効果ガス排出量を基準年である2020年に対して50%削減